
フランス・ブルターニュ地方のマリンウェアのメーカー le glazik(ル グラジック)
着心地の良さ、ホームメイドをルーツとする素朴な風合い漂うほのぼのとした可愛さが魅力です。 フィッシャーマンパンツやオーバーオールなどの大流行から始まり、現在ではキルティングコートやジャケットまで、飽きのこないデザインと気軽にフレンチカジュアルを楽しめるのも人気のひとつです。
le glazik(ル グラジック) とは
le glazik(ル グラジック) は、1928年、QUIMPERという港町で、
Mr.Guichard によって設立されました。
le glazik(ル グラジック) の歴史は、まさにフィッシャーマン(漁師)の歴史そのものであり、
海に従事する者達にとって欠かせないワークウェアでした。
le glazik(ル グラジック) の歴史
1929年に誕生した le glazik(ル グラジック)
当時、マリンウェアというのは、漁師たちの妻がそれぞれ自分の夫の為に手作りしていた、
まさに「ホームメイド」のワークウェアであった。
そのようなマリンウェアを工業化によって大衆に広めることを提案したのがMr.Guichardであった。
それまでは、決して商品としてなりえなかった漁師の服を、彼は le glazik(ル グラジック) という
ブランド名を付け、"マリンウェア”としてのアイデンティティを確立する。
le glazik(ル グラジック) というのは、本来「リトル・ブルー」という意味である。
これは、CORNWALL地方の伝統服の色がブルーであったこと、さらにはその地方に住む農民の
呼称の2つを表している。
第二次世界大戦が終戦を迎えると同時に、QUIMPERからさらに、
100キロ圏内に le glazik(ル グラジック) の商品は広まっていく。
1950年代、60年代に入るとフランス国内で、多くの国民がレジャーを楽しむようになり、
ブルターニュ地方への旅行も増加した。
当時、 le glazik(ル グラジック) が提案していたフィッシャーマンパンツやオーバーオールは、
バケーションで海を訪れていた旅行者に好評だった。
ピーコートやダッフルコート等の冬の防寒着、ショートパンツやジャケット等、
新商品が次々に発表され、 le glazik(ル グラジック) はマリンウェアブランドとして幅広いコレクションを提案した。
特に、同社のキャンバス/ウールメルトンは非常に高い評価を得ていた。
漁師の妻たちにとって、帆を作った余りのリネンキャンバス生地は夫のオーバーオールや
パンツを作る材料として活用したに過ぎなかったが、当時、リネンは比較的安価に手に入るものであったことからも
マリンウェアの代表的な素材となった。
※le glazik(ル グラジック) は 1990年代までキャンバスは各港の伝統色になぞって
4色(レンガ、ブルー、グリーン、レッド)のみで展開。
その後、 ル グラジック はいくつかの変遷を経て、現在はフランスのマリンウェアブランドとして
その地位を確立。天然素材にこだわった同社の代表的素材キャンバスも毎年、
新色が出されるなど、バケーションで海を訪れる旅行者たちを中心に着実にリピーターを増やしている。
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